但馬高原植物園
但馬高原植物園周辺では、3,000種を数える自生植物があります。ここには県天然記念物に指定された幹周り16m、樹齢千年以上の「和池の大カツラ」があり、この木の上手からは、年間を通して水温約10度、日量約5,000トンの水が湧き出し「平成の名水百選」に選ばれています。
味取の俵石
(みどりのたわらいし)
約20万年前に噴出した溶岩が急速に冷え固まってできた玄武岩です。
幅約70m、高さ約20mで、縦方向に規則正しい割れ目(柱状節理)があります。一つの柱の太さは直径約50cm程度で断面の形は四・五・六角形です。俵のような形に石が割れることから「俵石」と呼ばれています。
久須部渓谷
久須部渓谷/要の滝
約300万年前の火山活動で流れ出た火砕流が固まった岩盤でできた、なだらかな流れの滝です。
猿尾滝
滝の景観がサルの尾に似ていることから猿尾滝と名付けられました。
吉 滝
久須部川にある吉滝は県の天然記念物で、上段23m、下段5m、計28mの落差があり、滝の上部は約300万年前の火山活動で流れ出した溶岩が固まった安山岩でできています。
西ヶ岡・うへ山の棚田
棚田は、「あぜ」で水を溜めた「たらい」をいくつも重ねたような形で、雨水が急な谷を一気に流れ出るのを防ぎ、水の出入りを調整して地すべりを防止する役割も担っています。四季折々のその景観の美しさから、西ヶ岡(村岡区和佐父)・うへ山(小代区貫田)の2つの棚田は、「日本の棚田百選」に選ばれています。
西ヶ岡(和佐父)の棚田(村岡区)
うへ山(貫田)の棚田(小代区)